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DV防止法の定める保護命令

2001年に「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律(通称DV防止法)」が施行されました。
DV防止法は、配偶者からの暴力を防止し、被害者を保護するための法律です。
この法律に、DV配偶者を遠ざけ被害者を保護する保護命令について定められています。

矢印 保護命令の種類
矢印 保護命令の申立て前に
矢印 保護命令の申立て先
矢印 申立てに必要な書類

保護命令の種類

保護命令には、次に掲げる5種類があります。

1.接近禁止命令

6カ月間、被害者の身辺につきまとったり、住居や勤務先等の通常所在する場所付近を
はいかいすることを禁ずる命令です。

2.被害者への電話等禁止命令

被害者への接近禁止命令の期間中、以下いずれの行為も禁ずる命令です。

● 面会の要求。
● その行動を監視していると思わせるような事項を告げ、また、その知り得る状態に置く
  こと。
● 著しく粗野又は乱暴な言動をすること。
● 無言電話、連続しての電話、FAX、メール送信。(緊急やむを得ない場合を除く)
● 午後10時から午前6時間の電話、FAX、メール送信。(緊急やむを得ない場合を除く)
● 汚物、動物の死体その他の著しく不快または嫌悪の情を催させるような物を送付し、
  またはその知り得る状態に置くこと。
● その名誉を害する事項を告げ、又はその知り得る状態に置くこと。
● その性的羞恥心を害する事項を告げ、もしくはその知り得る状態に置き、またはその
  性的羞恥心を害する文書、図画等を送付し、もしくはその知り得る状態に置くこと。

3.被害者の子への接近禁止命令

被害者への接近禁止命令の期間中、被害者の同居している子の身辺につきまとい、または住居、学校等の通常所在する場所付近をはいかいすることを禁ずる命令です。

4.被害者の親族等への接近禁止命令

被害者への接近禁止命令の期間中、被害者の親族や被害者と社会生活において密接な関係を有する者(親族等)の身辺につきまとい、または住居や勤務先等の通常所在する場所付近をはいかいすることを禁ずる命令です。

5.退去命令

2カ月間、被害者と共に生活の本拠としている住居から退去すること、およびその住居の付近をはいかいすることを禁ずる命令です。

配偶者が保護命令に違反すると、刑事罰(1年以下の懲役又は100万円以下の罰金)の制裁が加えられることになります。

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保護命令の申立て前に

保護命令を申し立てるには、申立書に、警察署や配偶者暴力相談支援センターの窓口に相談した実績を記載しなければなりません。
事前に相談していない場合は、相手方からの暴力を受けた状況等所定の事項を記載した「宣誓供述書」を公証役場で作成し、申立書に添付します。

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保護命令の申立て先

保護命令は、地方裁判所に対して申し立てを行います。
申し立て可能なのは以下いずれかの地域を管轄する地方裁判所です。
また、申し立ては被害者本人が行う必要があります。親族等が代理申請することはできません。

● 申立人(被害者)の住所または居所の所在地
● 相手方の住所の所在地(日本に住所がないときまたは住所が不明なときは居所)
● 申立て原因である配偶者からの暴力・脅迫が行われた地

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申立てに必要な書類

申立てには以下のような書類が必要です。

● 保護命令申立書
● 法律上または事実上の夫婦であることを証明する資料(証拠)
  <例>戸籍謄本、住民票等(当事者双方のものが必要です)
● 暴力・脅迫を受けたことを証明する資料(証拠)
  <例>診断書、受傷部位の写真、陳述書等
● 夫(妻)から今後身体的暴力を振るわれて生命、身体に重大な危害を受けるおそれが
  大きいことを証明する資料(証拠)
  <例>本人や第三者の陳述書等
● 警察や配偶者暴力相談支援センターに事前に相談していない場合、公証役場で作成
  した宣誓供述書
● 子への接近禁止命令を求める場合に必要な書類として、接近禁止の対象となる子が
  15歳以上のときは、その子の同意書と同意書の署名が子ども本人のものであることが
  確認できるもの。(学校のテストや手紙等)
● 親族等への接近禁止命令を求める場合に必要な書類として
  ・ 接近禁止の対象者の同意書。
   (対象者が15歳未満の場合または成年被後見人の場合、その法定代理人の同意書)
   同意書は対象者(法定代理人)本人に署名押印してもらい、対象者の署名押印である
   ことが確認できるもの(手紙、印鑑証明書等)を同時に提出すること。
  ・ 対象者の戸籍謄本、住民票。その他妻(夫)本人との関係を証明する書類。
   法定代理人による同意書には、これらに加え資格証明書の提出が必要です。
  ・ 対象者への接近禁止命令が必要である事情を明らかにする対象者作成の陳述書等。
● 収入印紙代1,000円分程度
● 郵便切手代2,500円分程度

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